Rakuten TV

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Rakuten TV
Rakuten TV logo.svg
URL https://tv.rakuten.co.jp/
言語 日本語
タイプ 動画配信
運営者 楽天グループ
収益 従量課金制
定額見放題
営利性 営利
開始 2014年2月12日
(楽天SHOWTIMEとして)
現在の状態 運営中

Rakuten TV楽天TV、らくてんティービー)は、楽天グループ株式会社ビデオストリーミング事業部が運営する日本国内向け動画配信サービス。2017年7月1日までは楽天SHOWTIME(らくてんショウタイム)の名称で運営されていた。

概要[編集]

楽天が日本国内向けに展開する2つの動画配信サービスのひとつ[1]。旧名称は楽天SHOWTIMEで、2017年(平成29年)7月に現在の名称になった。月会費無料で、コンテンツ1本ごとに課金を行う料金体系を採用している。楽天会員登録が必須で、楽天のサービスとして「楽天ポイントを貯める・使用する」、「クーポン (RaCoupon)を獲得・使用する」ことが可能となっている。

オリジナルコンテンツの制作・配信や、東北楽天ゴールデンイーグルスを含めたプロ野球パ・リーグ公式戦(商品名:Rakuten パ・リーグSpecial)、アメリカのプロバスケットボールリーグ・NBA(商品名:NBA Rakuten)などのライブ配信も行っている。

沿革[編集]

  • 2001年(平成13年)
    • 11月22日 有線ブロードネットワークス(現: USEN)と楽天の2社間でジョイントベンチャーとして株式会社ショウタイムを設立[2]
  • 2002年(平成14年)
    • 2月1日 動画配信サービス「ShowTime」を開始[2]。当時の動画コンテンツ配信サービスは接続事業者 (ISP) ごとに行なわれていたが、このサービスではADSLやFTTHなどのブロードバンド回線を利用していればISPに限定されずサービスを受けられることを掲げて、ユーザーへの展開を行った。
  • 2009年(平成21年)
    • 2月27日 USENから楽天へ、株式会社ショウタイムの株式譲渡が発表[3]
    • 3月25日 USEN保有全株式が売却され、「ShowTime」運営会社の株式会社ショウタイムは、楽天の完全子会社となる。
  • 2011年(平成23年)
    • 12月1日 株式会社ショウタイムの商号楽天ショウタイム株式会社に変更[4]
  • 2014年(平成26年)
    • 2月12日 それまで「ShowTime」のOEMサイトとして楽天に提供していた「楽天VIDEO」をリニューアル。動画配信サービス「楽天SHOWTIME」を開始[5]
  • 2016年(平成28年)
    • 4月1日 親会社である楽天株式会社に吸収合併され、完全子会社である楽天ショウタイム株式会社は解散。[6]
  • 2017年(平成29年)
    • 7月1日 同社がヨーロッパで展開している動画配信サービス「Wuaki.tv」とブランドを統合する形で、「楽天SHOWTIME」を「Rakuten TV」に名称変更。

コンテンツ[編集]

2019年7月8日時点で約18万本のコンテンツを配信している。[7]

ジャンル[編集]

  • 全19ジャンル : 洋画 / 邦画 / 海外ドラマ / 韓国ドラマ / 中国・台湾・タイドラマ / BL / 国内ドラマ / 韓国ドラマ / アニメ / キッズ / 宝塚 / 舞台 / グラビア / パチスロ / スポーツ(パ・リーグを含む)/ バラエティ / ミュージック / ドキュメンタリー / アダルト

提供方法[編集]

  • 個別レンタル(ストリーミング配信)
    • コンテンツ1本もしくは複数のコンテンツをまとめたパック1つにつき、都度料金を支払う。各コンテンツには視聴期限が設けられており、視聴期限内であれば、何度でも視聴可能。
  • 個別購入(ストリーミング配信)
    • コンテンツ1本もしくは複数のコンテンツをまとめたパック1つにつき、都度料金を支払う。視聴期限は設けられておらず、契約期間中は何度でも視聴可能。また、アニメ、アダルトの一部購入作品を、スマホ・タブレットでダウンロードすることもできる。
  • 定額見放題パック
    • 月会費、または年会費を支払い、契約期間中はパック内のコンテンツをすべて視聴することが出来る。契約は自動更新を採用している。
    • 一部のコンテンツを除き、ダウンロードすることができる。

対応デバイス[編集]

利用可能端末は、以下の通り[8]

決済方法[編集]

  • 楽天IDを利用した「クレジットカード決済」と「楽天ポイント」による支払いが可能。また「スマートフォンキャリア決済(docomoauSoftBank)」にも対応している。ただしスマートフォンキャリア決済ではR18+作品など一部の作品・機能を利用できないとなっている。[9]

脚注[編集]

外部リンク[編集]