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感染拡大が続くサル痘、その勢いを止めるには「数々の疑問」を解決する必要がある

世界的に感染が急拡大しているサル痘を、欧米ではワクチンなどによる包囲接種の戦略で抑え込もうとしている。一方で、サル痘については未知の要素も多いことから、感染拡大の勢いよりも早く疑問を解決していく必要にも迫られている。

次世代の“機械の目”になるか。「レンズのないカメラ」に対する日本発の新しいアプローチ

モニタリングや自動化技術の普及により、さらに需要が高まっているカメラ。このほど東京工業大学の山口雅浩教授が率いる研究チームが発表した「レンズのないカメラ」の新しいアプローチに関する論文は、わたしたちの身の周りで使われる“機械の目”を一変させる可能性を秘めている。

「as a Tool」という生存戦略:雑誌『WIRED』日本版VOL.45の発売に際して、編集長から読者の皆さんへ

雑誌『WIRED』日本版VOL.45が6月13日に発売された。特集テーマは「AS A TOOL」。『WIRED』編集部が考える2020年代の思想とライフスタイルが全180のツールに凝縮された本カタログは、「ノマディクス」「シェルター」「コミュニケーション」「ウィズダム」という4つのカテゴリーから編まれている。いま人類が手にするあらゆる可能性をツールへと読み替えていく総力特集に寄せて、編集長・松島倫明からのメッセージをお届けする。

「中絶禁止」を容認した米最高裁、その判断が“女性と家族の未来”に及ぼす深刻な影響

合衆国憲法は“中絶する権利”を与えていない──。米最高裁が人工妊娠中絶を認めた49年前の判断を覆したことで、これまで米国で認められてきた中絶が州法で禁止可能になった。すでに半数の州が中絶禁止を打ち出すなか、女性の社会進出を促す大前提が崩れたことで社会に大きな動揺が走っている。

海にキャンプにフェスでも活躍。おすすめのクーラーボックス8選

キャンプに海にフェスと、これからの季節のアウトドアになくてはならない道具がクーラーボックスだ。耐久性が高いハードボックスから扱いやすさで人気のソフトタイプまで、ドリンクやフードの冷たさや鮮度を守る、おすすめのクーラーボックスを紹介しよう。

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アニメ映画『バズ・ライトイヤー』に込められた、クィアについてのメッセージの重み

『トイ・ストーリー』に登場するフィギュアを題材にしたピクサーのアニメ映画『バズ・ライトイヤー』が日本で公開された。LGBTQ+の権利を啓発する「プライド月間」に米国で上映が始まった本作には、ある重要な意味が込められている。それは「クィアの人々は存在する」というメッセージだ。

高出力モデルから薄型タイプまで、おすすめのモバイルバッテリー8選

いくらモバイルデバイスが進化してわれわれの暮らしを豊かにしても、バッテリーが切れてしまえばテクノロジーの“化石”のようなものだ。そんな事態を防ぐために欠かせないのが、モバイルバッテリー。短時間の外出に限らず、旅行からアウトドアまで、あらゆるニーズに応える多機能なモバイルバッテリーを紹介する。
PRESENT

『WIRED』日本版VOL.45発売記念: aarkeのソーダサーバー「Carbonator PRO」をプレゼント!

『WIRED』日本版VOL.45「AS A TOOL」特集をご一読いただけただろうか。この刊行を記念して、本誌でも紹介したaarke(アールケ)の最新のソーダサーバー「Carbonator PRO」のプレゼントキャンペーンを実施する。かつてないほど洗練されたプロダクトを体感できる、またとないチャンスとなるはず。ふるってご応募を!

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 ENERGY

注目の「核融合発電」は、実現前から“燃料不足”の危機に直面している

極めて高効率でクリーンな発電手法として注目される核融合。国際熱核融合実験炉(ITER)の完成が近付くなか、ある重大な“問題”が指摘されている。稼働が見込まれる2035年ごろには、燃料となる水素の放射性同位元素のトリチウムが不足している可能性があるというのだ。

バッテリー生産における「知られざる環境負荷」が明らかになってきた

バッテリーの負極材料として使われるグラファイト(黒鉛)。この素材の生産工程が環境に及ぼす影響が大幅に低く見積もられていたことが、2つの研究結果から明らかになった。高温の炉で長時間加熱して生産される工程により、これまでの推定より最大10倍という大量の二酸化炭素を排出していたというのだ。

バッテリーを冷やして電力を貯蔵、異例の技術はエネルギー供給を変えるか

電力を数カ月にわたって貯蔵できるバッテリーの研究結果を、米国の研究チームがこのほど発表した。バッテリーの電解質として溶融塩を使うことで、加熱したときのみ電力を利用可能できる仕組みだ。再生可能エネルギーの有効活用や災害時の電力の備蓄への活用が期待されている。

キッチンのコンロは「ガス」か「IH」か? 熱効率や環境負荷の観点で考えた結果

キッチンでの加熱調理の熱源として、一般的にはガスとIHが選択肢になる。それぞれ一長一短あるが、熱効率の高さや温室効果ガスを直接排出しないIHに軍配が上がる点も少なくない。

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MSIのゲーミングノートPC「Stealth GS77」の性能は優秀だが、使い勝手には課題も残る:製品レビュー

MSIから最新モデルのゲーミングノートPC「Stealth GS77」が登場した。インテルの第12世代のプロセッサーをいち早く搭載し、GPUもNVIDIAの最上級のものを搭載しているので性能面は申し分ない。ただし、使い勝手には課題も残る。

ASUSのゲーミングノートPC「ROG Zephyrus G14」は“完璧”に近いが、携帯性において物足りない点もある:製品レビュー

ASUSのゲーミングノートPC「ROG Zephyrus G14」は高い処理能力を誇り、日常的なタスクや動画編集にも適している万能なPCと言っていい。だが、携帯性という観点からは少し物足りない点もある。

飛ばして楽しい“おもちゃ”から本格的な映像撮影用まで、予算別のおすすめドローン8選

おもちゃのトイドローンからプロ向けの高性能ドローンまで、いまは多種多様なドローンが販売されている。そこで飛ばして楽しい格安機から本格的な映像撮影用まで、予算別におすすめの8機種を紹介しよう。

「PS5」の性能を最大限に引き出す! 高精細なグラフィックスを楽しめる9本のゲーム

運よく「プレイステーション 5(PS5)」を手に入れたが、その性能を最大限に引き出せずに頭を悩ませているゲーマーも多いことだろう。そこで、PS5の高精細なグラフィックを堪能できる9つのゲームを紹介しよう。

CLIMATE CHANGE

世界の森林破壊を半減するには? 「牛肉の消費」を20%減らせばいい:研究結果

気候変動の影響を緩和するために「肉食を減らす」という選択肢が浮上した。研究結果によると牛肉の消費を20%減らすことで、2050年までに世界の森林破壊を半減できるというのだ。

地球が放つ“光”を分析せよ:脱炭素社会の実現に向けた手がかりを探るNASAの挑戦

サハラ砂漠から巻き上がる砂煙が気候に及ぼす影響を分析すべく、米航空宇宙局(NASA)が新たなミッションに取り組んでいる。ISSに新たに搭載する装置で地球が発する“光”を分析し、炭素循環への影響について理解を深めるこの計画により、脱炭素社会の実現に向けたヒントが見つかるかもしれない。

リジェネラティブな都市は自然と敵対しない:UCLA xLABディレクター阿部仁史インタビュー

気候危機に適応し共生する都市のデザイン戦略をスペキュラティブに展示した「リジェネラティブ・アーバニズム展」。建築家で本展ディレクターを務めた阿部仁史が、急増する災害の脅威に応える都市デザインの新しいパラダイムと、その先に見据えるモバイル都市の可能性を語る。(雑誌『WIRED』日本版VOL.45から転載)

クルマが出す炭素の量を減らすには、「排ガスを出す中古車」の輸出を止める必要がある

炭素排出量を削減すべく、先進国では電気自動車(EV)の普及に向けた動きが加速している。一方で、クルマから排出される炭素の量を本格的に減らすには、化石燃料で動く中古車の輸出を止める必要があると専門家は指摘する。

あのソロストーブのピザオーブン「Pi Pizza Oven」は、野外調理で圧倒的な火力を発揮する:製品レビュー

キャンプの焚き火や料理に使うストーブが人気のソロストーブから、このほどピザオーブン「Pi Pizza Oven」が登場した。独自の空気循環により圧倒的な火力を誇るこのオーブンは、ピザ以外にもアウトドアでのさまざまな調理に役立ってくれる。

仮想空間でも戦闘訓練、米軍が「独自のメタバース」を構築している

メタバースに注目しているのはテック業界だけではない。米軍は軍事関連企業などとタッグを組んで独自のメタバースを構築し、VRやAR、AIを用いた対戦訓練や戦闘シミュレーションにまで活用を進めている。

シェアリングエコノミーにも残る希望。自由な生き方を模索する者たちが切り拓く新しい経済:starRo連載『Let's Meet Halfway』

グラミー賞リミックス部門に日本人として初めてノミネートされた音楽プロデューサーのstarRoが聞き手となり、芸術と資本主義のスキマを埋めようとする人々を訪ねる連載。第6回では、「人々の生き方や働き方を変える」と歓迎されたギグワークが搾取と格差の象徴になりつつあるなか、シェアリングの価値をもう一度考えるべく、ギグワークやシェアリングエコノミーの研究で知られるジュリエット・B・ショアーに訊いた。

文章からシュールな画像を自動生成、AIツール「DALL·E mini」は単なる“ネタ画像の装置”に終わらない

英語の文章に基づいて画像を自動生成するAI「DALL·E mini」が、生み出されるシュールな画像ゆえに話題になっている。しかし、単にネタ画像を生み出す装置としてだけでなく、AIの課題や問題についてさまざまな学びを与えてくれる。

Googleの検索候補が示す「トランスジェンダーへの差別」と、問題を解決できないグーグルの責任

「Google 検索」で差別的な検索候補が表示される事態は、いまに始まったことではない。トランスジェンダーの差別もそのひとつだ。自認している性別とは異なる性別や手術前の画像の検索が促されることで“嫌悪”が広まり、性的マイノリティのウェルビーイングが損なわれると専門家は指摘する。

土着の知恵と近代都市が結びつく「ネオ・ヴァナキュラー・シティ」の出現:アフリカにおける都市開発の現在地を考える

西洋中心の都市・建築の時代を経て、これまで“周縁”にあったアフリカの都市・建築が時代の中心に躍り出るかもしれない。土着の知恵が近代都市と結びつく「ネオ・ヴァナキュラー・シティ」や、都市開発を通じた「未来の脱植民地化」という視点から、アフリカにおける都市開発の現在地を探る。

無線通信の新規格「Wi-Fi 7」とは? その進化について知っておくべきポイント

Wi-Fiの新規格「Wi-Fi 7」がまもなく策定され、2024年ごろに登場する見通しだ。「Wi-Fi 6」と比べて通信速度が最大4倍になるなど、さまざまな点で進化する新規格について、旧規格からの改善点も交えて紹介する。

半導体を取り出すために洗濯機を大量購入!? 深刻化する半導体不足に“創意工夫”で立ち向かうメーカーたち

世界的な半導体不足が続くなか、メーカーはさまざまな方法で問題に対処している。洗濯機から取り出した半導体の流用や機能の削減、プログラムの書き換えなど、その創意工夫は涙ぐましいほどだ。

決して“スマート”ではないスマートホームという現実と、標準規格という「希望の光」

便利なはずのスマートホーム対応機器は設定が煩雑で、さまざまな規格やアプリが混乱に拍車をかけている。そんな現実を、2022年に登場するスマートホームの標準規格「Matter」は、果たして解消してくれるのか。

ビットコインの低迷により、“採掘者”たちが苦境に追い込まれている

ビットコインの価格が暴落したことで、暗号通貨の“採掘”を手がけるマイナーの利益も全盛期と比べると激減した。電気代の高騰や過剰な先行投資の影響も受けるなか、マイニング(採掘)を手がける企業はさらなる苦境に追い込まれている。

スナップの空飛ぶカメラ「Pixy」があれば、自律飛行による自撮りを簡単に楽しめる:製品レビュー

「Snapchat」を運営するスナップから、手のひらサイズのドローン型カメラ「Pixy」が登場した。自律飛行による自撮りは使い方も非常に簡単で、自撮り棒より動きのある写真や動画を撮れるカメラとなっている。
Broken Wings

ロシアに残された欧米の飛行機は、修理が困難なまま「空の事故」のリスクになる

ウクライナへの侵攻によってロシアに対する制裁が厳しくなり、ロシアの航空会社が保有する多くの旅客機が修理困難な状態に陥った。欧米などのメーカーが部品の供給を停止したことが一因で、このままでは空の事故のリスクが高まる可能性が高いと専門家たちは危惧している。
Small Step

NASAの月探査計画「アルテミス」が本格始動。“先導役”となる小型探査機が打ち上げへ

NASAの月探査計画「アルテミス」で中継基地として使われる宇宙ステーションの設置に向け、その先導役となる小さな探査機がまもなく打ち上げられる。その役割とは、ゲートウェイ建設に向けたデータ収集や、月のための通信網の構築だ。

これさえあれば快適。サイクリストが揃えるべきウェアのおすすめ11選

パーソナルな移動手段として自転車の注目度が高まっている。気温が上がるこれからの季節、自転車移動の快適さを左右するのがウェアだ。通勤や街乗りなどの普段使いに適したサイクリングウェアのおすすめを紹介する。

「メタボリズム」を代表する建築、中銀カプセルタワービルの“生と死”

建築家の黒川紀章が設計した「中銀カプセルタワービル」の解体が進んでいる。戦後間もない世代の建築家たちが中心となって立ち上げた建築運動「メタボリズム」の一環として生み出されたこの建築物は、いかなるビジョンに基づいて設計されたのか。その思想をひも解く。

航空券の“買いどき”がなくなった? 運賃の予測アルゴリズムが大混乱

航空券を安く買えるタイミングを教えてくれる価格予測サイトのアルゴリズムが大混乱に陥っている。コロナ禍の影響に加えて、原油価格の高騰や人手不足、ロシアによるウクライナ侵攻などが複雑に絡み合い、いまや“買いどき”はなくなってしまった。

Slackが考える“ビデオ会議”は、Zoomと少し違った世界を見据えている

業務用チャットアプリ「Slack」で短時間の音声ミーティングを開ける「ハドルミーティング」機能に、ビデオ通話の機能が追加される。この新機能はスラックの思惑通り、自然発生的なコミュニケーションの価値を高めてくれることになるのか。

“ソ連が月面着陸”した世界を描いた「フォー・オール・マンカインド」は、テレビ史に残るSFドラマの域に到達した

人類初の月面着陸を米国ではなくソ連が成功させた──。そんな世界を描いたApple TV+のドラマ「フォー・オール・マンカインド」のシーズン3の配信が始まった。複雑な展開を見せるストーリーは、抽象的な概念を人間味のあるものにすることで、この作品を現代テレビ史に残るでSFドラマの域に押し上げている。

コンデンサーマイク「HyperX QuadCast S」の存在感は、ゲーム実況やライブ配信に欠かせない:製品レビュー

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暗号資産の暴落は、市場の健全化につながる貴重な“教訓”になるか

暗号資産の価格が暴落したことで、業界には恐怖や不安、疑念が広がっている。しかし、一部の人々は暗号資産が秘めた可能性は揺るがないとした上で、むしろ淘汰や新陳代謝による市場の健全化を期待している。