選り抜き記事
バリ島(Pulau Bali)は、東南アジアのインドネシア共和国に属する島で、首都ジャカルタのあるジャワ島のすぐ東側に位置する。周辺の諸島とともに、第一級地方自治体(Daerah Tingkat I)であるバリ州を構成する。2014年の島内人口は約422万人である。バリ・ヒンドゥーに根ざした地域として知られるが、1990年代以降はイスラム教徒の移民流入が目立つようになっている。
環太平洋造山帯に属する小スンダ列島の西端に位置している。島の東にはロンボク海峡を挟んでロンボク島があり、西にはバリ海峡を挟んで大スンダ列島に属するジャワ島がある。バリ海峡の最も狭い所は3km 程であり、バリの海岸からはジャワ島の姿形をとらえることができる。このような地理的関係にあるバリ島は、広くはインド洋を中心にフィリピンから紅海までを繋ぐ「1つの海」の周縁に位置し、他の東南アジア地域と同様、古来より、この広大な海における交易を介した人と物、言葉と思想の移動、交通の一地点となった。……
- 琴引浜は、京都府京丹後市網野町掛津地区および遊地区にまたがる海岸線の砂浜である。古くは琴曳浜、琴弾浜とも表記する。摩擦係数の大きな石英を多く含むため、砂の乾燥した時期に歩くと砂の振動から「キュッキュッ」あるいは「ブブゥブブゥ」という音が鳴る……
- 初代ファーンバラ男爵トマス・アースキン・メイは、イギリス議会の黄金時代と言われる19世紀に活躍した庶民院書記官、史家。著作『議会の法、特権、手続と慣習』は「議会手続を定めたバイブル」と評される……
- かんなみ仏の里美術館は、静岡県田方郡函南町桑原にある美術館。桑原区で守られてきた慶派仏師・実慶の作である木造阿弥陀三尊像や木造薬師如来座像等、24体の仏像を町民の財産として保存継承していくための施設である……