ダイトウボウ

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ダイトウボウ株式会社
Daitobo Co., Ltd.
ダイトウボウ
ダイトウボウ
種類 株式会社
市場情報
本社所在地 日本の旗 日本
103-0023
東京都中央区日本橋本町1丁目6番1号 丸柏タマビル
北緯35度41分11.7秒
東経139度46分37.6秒
設立 1896年(明治29年)2月27日
業種 繊維製品
法人番号 7010001034832 ウィキデータを編集
代表者 山内一裕(代表取締役社長
資本金 1億円
発行済株式総数 30,000,000株
売上高 連結44億27百万円
営業利益 連結3億25百万円
純利益 連結1億3百万円
純資産 連結44億50百万円
総資産 連結188億88百万円
従業員数 連結103人
決算期 3月
主要株主 ファーストブラザーズ株式会社
主要子会社 関連会社参照
外部リンク http://www.daitobo.co.jp/
特記事項:経営指標は2018年3月期
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ダイトウボウ株式会社英称: Daitobo Co., Ltd.)は、1896年創業で日本の羊毛紡織の草分け。現在は東京都中央区本社を置き、ヘルスケア(健康素材寝具等)・ニット企画・アパレルOEM・ユニフォーム・不動産(静岡県駿東郡清水町(三島工場跡地)に商業施設『サントムーン柿田川』)等を手掛けるメーカーである。東京証券取引所第一部及び名古屋証券取引所第一部に上場している。

明治時代三井財閥系の毛織会社として発足した[1]。最大手の日本毛織(ニッケ)より先の創業である。創業品目は「モスリン」である。「てまり毛糸」(かつては広告に鰐淵晴子を起用)、「スイトピー毛糸」、紳士服「ロッキンガム」(かつてはCMにジェームズ・コバーンを起用)(いずれも現在は絶版)を製造発売していた。ウールマークライセンシーでもある。

沿革[編集]

  • 1896年(明治29年)2月 ‐ 「東京モスリン紡織株式会社」として発足。
  • 1936年(昭和11年) ‐ 「大東紡織株式会社」に社名変更。
  • 1937年 (昭和12年) この頃浜名郡可美村高塚1788(現:浜松市南区高塚町)に工場を操業。
  • 1960年(昭和35年) ‐ 紳士服の製造を開始。
  • 1971年 (昭和46年) この頃可美村高塚の工場を閉鎖。積水高塚可美団地となる。
  • 1973年(昭和48年) ‐ 「ハーディ・エイミス」ブランドで婦人服の製造を開始。
  • 1980年(昭和55年) ‐ 羊毛寝装品の製造・販売を開始。
  • 1981年(昭和56年) ‐ ショッピングセンター「サンテラス駿東」を静岡県駿東郡清水町に開設。
  • 1986年(昭和61年) ‐ 形状記憶繊維「バイオテックファイバー」を開発。
  • 1996年(平成8年) ‐ 新素材「E WOOL」を開発。
  • 1997年(平成9年) ‐ ショッピングセンター「サントムーン柿田川」を静岡県駿東郡清水町に開設。
  • 2006年(平成18年) ‐ 本社を東京都中央区日本橋箱崎町から同区日本橋小舟町に移転。
  • 2008年(平成20年) ‐ 「サントムーンアネックス」開設。
  • 2016年(平成28年) ‐ 創業120周年を機に「ダイトウボウ株式会社」に社名変更。本社を東京都中央区日本橋小舟町から同区日本橋本町に移転[2]
  • 2018年(平成30年) ‐ ショッピングセンター「サントムーン柿田川」第4期増床工事に着手。
  • 2020年(令和2年) -ショッピングセンター「サントムーン オアシス」開業

取引銀行[編集]

関連会社[編集]

関連人物[編集]

  • 杉村甚兵衛(創業初代社長、杉村(現(株)杉村)出身)
  • 益田孝(創業当時の取締役、旧三井物産初代総轄(社長))
  • 中上川彦次郎(創業当時の取締役、三井銀行理事、三井鉱山理事、旧三井物産理事、福沢諭吉の甥)
  • 団琢磨(創業当時の株主、三井合名会社(日本初のホールディング・カンパニー、三井銀行・旧三井物産・三井鉱山・三井信託・三井生命・三井倉庫など)理事長)
  • 渋沢栄一(創業当時の株主、第一国立銀行(第一銀行、第一勧業銀行を経て、現:みずほ銀行)の頭取)

関連項目[編集]

脚注[編集]

  1. ^ 東洋経済新報社 ‐ 『会社四季報 2018年4集/秋号』
  2. ^ 新商号・シンボルマーク及び本社移転のご案内

外部リンク[編集]