私たちは
カーボンニュートラル。

2030年までに、
あなたの好きなApple製品も
すべてカーボンニュートラルに。
  • デザインから
  • 作り方
  • 届け方
  • 使われ方
  • リサイクルまで

には、計画があります。

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地球には時間が

ありません。
私たちが
動かなければ。

低炭素の設計。より多くの再生素材を使って製品を作るとともに、Apple製デバイスが使用するエネルギー消費量を減らそうと取り組んでいます。

エネルギー効率の向上。Appleの直営店、オフィス、データセンター、製造施設にわたって、エネルギー効率を一段と高めています。

再生可能エネルギーの使用。製造サプライチェーン全体を、太陽光や風力などの再生可能エネルギープロジェクトから生み出される100%再生可能電力に移行するための取り組みを行なっています。

直接排出の回避。温室効果ガスの排出を回避できるよう、自社の施設とサプライチェーンのプロセスを革新しています。

自然の力を借りた解決策への投資。地域のコミュニティを尊重しながら、幅広い用途に使える森林とエコシステムの回復に投資して、大気中の炭素を取り除いています。

自然
の力で
Apple製品
を作る。

私たちのカーボンフットプリントの大部分は、Apple製品の製造に使われる電力によるものです。サプライチェーン全体でクリーンエネルギーへの転換を実現できれば、製造によるカーボンフットプリントの大半を削減することができます。2015年以来、Appleはサプライヤークリーンエネルギープログラムを通じて、太陽光や風力などの再生可能エネルギープロジェクトから生み出された再生可能電力に移行できるよう、製造サプライヤーをサポートしています。そして2030年までに、すべてのApple製品を100%クリーンエネルギーで作ります。

110以上110社以上のAppleのサプライヤーが、クリーンエネルギーの使用を確約しています。
4ギガワットAppleのサプライチェーンが利用できるようになった再生可能電力は、4ギガワットを超えました。
860万トンサプライチェーンで再生可能エネルギーを利用できるようにしたことで、炭素排出量を800万トン以上削減できました。

気候変動に
立ち向かう。
すべての声を
一つにして。

世界の有色人種のコミュニティは、往々にして気候変動の影響を最も大きく受けています。しかし、私たちは環境問題を解決することによって、こうしたコミュニティが置かれている不平等をなくすこともできます。AppleのImpact Acceleratorは、自社のサプライチェーンにとってもプラスの影響をもたらす、黒人や褐色人種の企業家による事業やイノベーションをサポートしています。Impact Acceleratorは、AppleのRacial Equity and Justice Initiative（REJI）の一環です。このイニシアティブで私たちが特に解決しようと取り組んでいるのが、米国の教育、経済的平等、そして刑事司法改革の問題です。REJIのImpact Acceleratorは、黒人や褐色人種の企業家にビジネスチャンスをもたらしながら、気候変動に対する革新的な対策も生み出します。

iPhoneには情熱が
入っています。

高品質な素材を入手できなければ、iPhoneは製造できません。私たちは、こうした貴重な供給源のすべてを、再生可能な素材と再生素材のみでまかなうことを目指しています。メインロジックボードのメッキと、フロントカメラ、バックカメラのワイヤーは、最近100%再生された金に移行しました。すべてのマグネットには100%再生された希土類元素、Taptic Engineには100%再生されたタングステン、メインロジックボードとバッテリーマネジメントユニットのはんだ付けには100%再生スズを使用しています。箱から出す体験が環境により良いものとなり、それと同じくらい、あなたにとってもわくわくするものとなるように、パッケージのデザインも一新しました。

90%iPhone 13のパッケージのプラスチック含有量は、iPhone 6sのパッケージより90%減少しました1。
260万トンiPhone 13に再生素材を使用することで、260万トン相当の鉱石の採掘を回避できました2。

エネルギー

効率に優れた

製品。 Appleの

強みです。

製品によるエネルギー消費量は、Appleのカーボンフットプリントの19%を占めており、製品を使う一人ひとりのカーボンフットプリントにも影響します。消費エネルギーの少ない製品を設計することは、炭素の排出によって製品が地球に与える影響をその使用中にも軽減することに大きく貢献します。ある製品で生み出された、エネルギー効率を高める画期的な方法は、ほかの製品にも影響を与えます。こうした改良と、世界中にあるすべてのApple製デバイスの数を掛け合わせて生まれる違いがどれだけ大きいか。想像するのは難しくないはずです。

70%12年間で、製品による平均エネルギー消費量は70%以上減りました。
63%iPad（第9世代）の消費エネルギーは、ENERGY STAR®の要件より63%低く抑えられています。

炭素を除去する

ために、自然の

システムに投資
をしています。

Appleは、炭素排出量をできる限り少なく抑えようと取り組んでいますが、いまだに避けられない排出量もあります。この排出した炭素を大気中から取り除くため、私たちは自然の力を借りた解決策を追求しています。AppleはConservation International（CI）、ゴールドマン・サックスと連携して、2億ドル規模のRestore Fundを設立しました。これは、経済的なリターンを追求しながら、自然の力による気候変動対策に投資することを目的とした基金です。世界中の森林、湿地帯、草原は、地球規模の気候変動対策の目標を達成するうえで重要な役割を担っています。私たちはすでにCIと連携して、ケニアのチュールヒルズにある荒廃が進んだサバンナを自然の力で回復させたり、コロンビアの沿岸にあるマングローブ林の保護を通じた革新的な新しいモデルを実証したり、ペルー北部にあるニエバ川保護区でより多くのアマゾンの熱帯雨林を消失から守ろうと取り組んでいます。こうした取り組みすべてが、炭素の排出を抑制し、エコシステムを回復させながら、2030年までにカーボンニュートラルを達成するというAppleの目標を後押しします。

8億900万約8億900万ヘクタール以上のサバンナを回復させることで、大気中から毎年何億トンもの炭素を除去できます。
38,000ペルーのアルトマヨ保護区で38,000ヘクタールの森林を回復しました。
10,926回復された10,926ヘクタールのマングローブ林は、その寿命の間に最大100万トンの炭素を蓄積できます。

iMacが進化するたびに、

実質ゼロに一歩

近づきます。

Apple製品は、環境フットプリントが小さくなるように設計されています。そのことを証明しているのが、24インチiMac。筐体が低炭素アルミニウムで作られているだけでなく、再生プラスチック、再生スズ、再生希土類元素も使用されています。そして、24インチiMacにも搭載されるようになったM1チップは、Macのために設計された初めてのチップです。M1は、消費電力を大幅に抑えながら、タスクを最大限に効率良く処理し、並外れたパフォーマンスを発揮するように設計されています。こうした変更と、再生素材や低炭素素材を使用する取り組みによって、iMacのカーボンフットプリントは一世代前のモデルと比べて約20%削減されました3。

もうひとつ

減らします。

プラスチック、銅、スズ、亜鉛といった特定の素材が最も多く使用されているのが、電源アダプタです。iPhoneとApple Watchの同梱物から電源アダプタをなくしたことで、私たちは地球からの大量の素材の採掘を回避し、素材の加工と輸送による炭素排出を削減しました。より小さく、より軽いパッケージにしたことで、一度に出荷できる箱の数が増え、これもカーボンフットプリントの削減につながっています。電源アダプタをなくすことは、私たちにとって思い切った変更でしたが、地球にとっては必要な変更でした。

86万1,000電源アダプタをなくしたことで、86万1,000トンの銅、スズ、亜鉛鉱を節約できる見込みです。

Siriを動かす
のは、クリーン

エネルギー。そうだよね、
Siri  ?

私たちのデータセンターには、Siri、iMessage、iCloudなど、あなたがよく使うApple製アプリやサービスを動かすサーバが詰め込まれています。またデータセンターは、Appleでエネルギーを最も多く消費している施設でもあります。このため私たちは、その動力源として100%再生可能電力を使用しています。だから、どんなに多くの質問をSiriにたずねても、答えは毎回クリーンエネルギーによって返ってきます。

100%再生


アルミニウムに、1000%取り組みます。

Apple製品の多くは、アルミニウムを主要な素材として使っています。アルミニウムは、強くて耐久性に優れており、デバイスを長持ちさせることにつながります。アルミニウム製の筐体を持つどのApple製デバイスにも、一定量の再生アルミニウムが含まれていますが、2030年までにすべての製品をカーボンニュートラルにするには、これまで以上に再生素材の割合を増やしていかなければなりません4。このため私たちは、性能と耐久性を維持しながら、いつまでも繰り返しリサイクルできる100%再生アルミニウムアロイを独自に開発しました。このアロイによって、多くのデバイスの筐体を100%再生アルミニウムに移行することができています。アルミニウムの新地金を使わなければならない時は、サプライヤーと協力して、水力電気などの主に低炭素の電力を使って製錬されたアルミニウムを調達することで、カーボンフットプリントをさらに削減しています。

100%MacBook Air、Apple Watch、Mac mini、すべてのiPadデバイスの筐体に、100%再生アルミニウムを使用しています5。
72%2015年からこれまでに、私たちはアルミニウムに関連する炭素排出量を72%削減しました。

これは、Daisy。

あなたの
iPhoneが
大好きです。

すべてのApple製品には、新しい製品を作るのに使用できる素材が含まれています。そして、こうした素材をより多く回収できるようにする革新的なツールとテクノロジーが、テキサスにあるAppleの素材再生研究所での研究から生み出されています。Apple独自の分解ロボットであるDaisyとDaveは、iPhoneを部品単位に分解して、希土類元素、鋼鉄、タングステンなどの素材を回収する仕事をしています。これらの素材は原料の市場に戻され、Appleやほかの企業が次世代の製品のために再生素材を使えるようになります。

1トンDaisyによって分解されたiPhoneの部品1トンには、150トンの採掘された鉱石から採れる量に相当する金と銅が含まれています。
39,0002020年には39,000トンの電子廃棄物が埋め立て処理されずに転用されました。
200台/1時間Daisyは、1時間に200台の速さで15のiPhoneモデルから素材を回収できます。

余った電力はみんなのために。

100%クリーンエネルギーで事業を行えるようになった今、Appleは世界中の誰もが再生可能電力を利用できるようにすることに力を注ぎ始めました。2019年以来、AppleのPower for Impactプログラムは、二酸化炭素や環境保護の問題と社会に利益を確実にもたらすプロジェクトに資金を提供しています。フィリピン、タイ、南アフリカでのソーラープロジェクトは、Appleだけでなく、エネルギーの入手が困難なコミュニティに対して費用対効果の高いクリーンエネルギーを供給しています。さらに今年、Appleはデンマークにある世界最大の陸上風力タービンに対する投資を発表しました。私たちは人々に力を与えると同時に、再生可能エネルギープロジェクトを着実に前進させています。

152kW南アフリカのディープスルートにある152kWの太陽光発電システムと830kWhの蓄電システムは、3,600世帯に電力を提供しています。
90%Appleの施設で使用する再生可能エネルギーの90%は、Appleが手掛けたプロジェクトから生み出されています。
20,000デンマークのエスビアウに建設されたAppleの風力タービンは、ほぼ20,000世帯分の電力を十分にまかなえるエネルギーを毎年生み出します。

Appleは、
ビジネスの
環境にも配慮して
います。

2020年4月、Appleはすべての事業運営を100%カーボンニュートラルにするという、大きな節目を達成しました。この達成には、2018年にAppleの直営店と、あなたのデバイスを動かしているAppleのデータセンターのすべてを100%再生可能電力へ移行したことが大きく貢献しました。私たちは、世界中で新しい再生可能エネルギーの開発に投資することで、環境に配慮したテクノロジーへの取り組みをさらに強化しています。また、現時点では回避できない排出の問題に対処するため、Conservation Internationalと連携して、草原、湿地帯、森林を保護し、回復するプロジェクトを進めています。

460万トン2020年には、事業運営による二酸化炭素の排出を460万トン以上回避しました6。
73%2011年からこれまでに、スコープ1とスコープ2の排出量を73%削減しました。

できることは、
まだまだたくさん。

私たちの気候への取り組みは、二酸化炭素にとどまりません。

下取りに出す。

地球を助ける方法の一つです。

Apple Trade Inで使い終わったデバイスを下取りに出すと、新しいデバイスの購入価格から下取り額分が割引されます。下取り額分をApple Gift Cardで受け取り、好きな時に使うこともできます。下取りの条件を満たすデバイスは新しいユーザーのもとで再利用され、条件を満たさないデバイスはAppleが無料でリサイクル。あなたにも地球にも良いニュースです9。

さらに詳しく

Appleの環境への取り組みに

ついてさらに詳しく。

あなたのApple製品の
環境報告書。

2021年の進捗報告書

Appleの最新の報告書には、私たちの取り組み、自らの総合的な環境フットプリントを評価する方法、そして過去1年の成果について、より詳しい情報が掲載されています。

2021年の環境進捗報告書を見る（英語PDF）

そのほかの報告書と関連情報

サーキュラーエコノミー

私たちの目標は、再生可能な資源またはリサイクルされた素材のみを使って製品を作ることです。だから私たちは、素材に優先順位をつけ、それらを責任ある方法で調達し、回収しています。

さらに進んだ化学技術

Appleは、製品に使用する化学物質の安全性を確実なものにするために、厳格なプログラムを持っています。Appleの厳しい基準、詳細な毒性評価、影響が懸念される化学物質の評価方法について紹介します。

気候変動

気候変動は現代における重要な問題です。Appleは、2030年までに100%カーボンニュートラルになることを目指しています。私たちの進み具合については、以下の詳しい最新情報をご覧ください。

Appleのサプライチェーンにおける人と環境

Appleは、自社とサプライチェーン各社に対して、労働者の権利と人権の保護、職場における健康と安全、環境に関する慣習、責任ある素材の調達についての最も高い基準を設定しています。

サプライヤー責任のサイトを見る

よくある質問

環境のためのAppleの取り組みに関する、よくある質問にお答えします。

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