調剤薬局における店舗内装projectについて

お店と自分の仕事のため

店舗内装 project店舗内装のデザイン

勤務している調剤薬局は主に医療用医薬品を扱っているが、大衆薬いわゆる一般用医薬品も少なからず扱っている。
一般用医薬品は医師の処方せんが必要なく購入できるので、患者さんがこれがほしいと言われれば、その都度薬の説明をして渡している。
お店は医療用医薬品でほとんどの儲けはあるが、薬を渡すまでに患者さんを待たすことがしばしばある。
そのとき患者さんが退屈しないように、陳列棚の薬の配置などを工夫している。
棚のデザインも考慮したり、待合室のレイアウトもチェックする必要があるので、店舗内装と言っても同じようなものである。
土曜日の午後が休みのため、ぼくを入れて職員数名と社長(経営者)を囲んで、魅力ある内装についてprojectを作った。
ぼくは患者さんのニーズに応えるような大衆薬の種類と陳列配置であった。
他の職員は椅子の配置や壁の色などをついて議論を交わした。
内装工事は予算が限られているため予算内でやるよう、社長から釘を刺されていた。
患者さんのニーズに応えるような薬は簡単に揃えることはできたが、椅子の配置や椅子の型、壁の色合いなどの議論に時間をかなり要したのであった。
椅子といってもいろいろな型があり、価格もピンからキリまである。
壁の色合いと一言で言っても多種多様なものであり、選ぶのに時間がかかった。
最終的には、ぼく達がピックアップした中から社長に決めてもらうことになったのである。
この決定まで要するのに一か月近くかかった。
仕事時間外なので残業代もつかないなか、お店と自分の仕事のためだと思い、ぼく達は頑張ってきた。
他の人は不満ばかりであった。
社長が決めたらすぐ業者にお願いし、内装工事に入った。

お店と自分の仕事のため職員や社長も、見栄えに何度も頷いていた必ず成果は成し遂げられる