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クラスメソッド、全国53自治体のワクチン予約サイトに「オンライン待合室サービス」を無償提供

クラスメソッド株式会社は、米国Cloudflare社と連携し、Webサイト訪問者の待機順管理を行うオンライン待合室「Cloudflare Waiting Room」の無償提供を2021年3月に開始。6月3日現在、全国53自治体(人口規模871万人)のワクチン接種予約サイトに導入され、稼働を開始していると発表した。同社では引き続きオンライン待合室の導入支援を行っており、近日中に317自治体(人口規模2537万人)の予約サイトにて利用開始となる見込みだという。
<デジタル待合室「Cloudflare Waiting Room」利用イメージ>
出典元:プレスリリース
クラスメソッドは、2021年3月10日からワクチン接種を推進する自治体・医療機関・協力企業向けに、デジタル待合室「Cloudflare Waiting Room(クラウドフレア ウェイティングルーム)」の無償提供を開始している。6月3日現在、政令指定都市、東京23区の一部といった都市部だけでなく地方の市町村まで、人口規模も多様な53自治体に導入完了しており、317自治体で導入作業中だという。

「Cloudflare Waiting Room」は、Webサイト訪問者に対してアクセス順番待ちを可能にするサービス。既存のシステムを改修することなく、アクセス集中の負荷軽減が可能になり、Webサイト訪問者もアクセスを繰り返す必要がなくなる。附帯的にアクセス管理機能もあり、Botによる不正対策や、国内からのアクセスのみの許可、DoS攻撃対策、Webアプリケーションファイアウォール(WAF:SQLインジェクションやクロスサイトスクリプティングなどの脆弱性対応)などの一定のセキュリティ対策を行うこともできる。

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