NASDAQ

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NASDAQ
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種類 証券取引所
アメリカ合衆国の旗 アメリカ合衆国
所在地 ニューヨーク市
設立 1971年2月4日 (1971-02-04)
所有者 Nasdaq, Inc.
インベストール 11.5%)
通貨 アメリカ合衆国ドル
上場数 2,900(2017年5月)[1]
時価総額 $8.5 (2014年7月)[2]
ウェブサイト www.nasdaq.com

NASDAQ(ナスダック、National Association of Securities Dealers Automated Quotations)は、1971年全米証券業協会(NASD)の主催で世界初の電子株式取引所として設立された証券取引所である。

歴史[編集]

証券取引を開始した日時は1971年2月8日。世界初の電子株式市場として、世界中の注目を集めた。

その後自動取引システムを導入し、コンピューターシステムの証券取引市場であることを強調した。それにより多くの企業が集まり、取引高ランキングで世界第3位に入る巨大市場と化した。

2007年5月、スウェーデンの証券取引所運営会社OMXと経営統合で合意。同年末までに新会社「NASDAQ OMXグループ」を発足させると発表した。

2016年、アデナ・フリードマンが次期最高経営責任者に指名、アメリカの大手証券取引所運営会社のCEOを女性が務めるのは初めて [3]

取引時間[編集]

  • プレ・マーケットトレーディング時間 4:00~9:30[4]
  • 立会時間 9:30~16:00
  • アフターマーケット時間 16:00~20:00[5]

取引時間はいずれも米国東部標準時(EST)。

立会時間は、東部時間9:30~16:00(日本時間23:30~6:00、夏時間の場合は22:30~5:00)の「一場制」であり、日本のような「前場」・「後場」といった区分は無いが、お昼時は相場の参加者が少なくなるため、取引量が少なくなり、立会時間の午前中に出来高が多い傾向にある。

NASDAQに上場する主な日本企業[編集]

関連する取引所[編集]

日本でも2000年大阪証券取引所と提携した「NASDAQ JAPAN」(ナスダック・ジャパン)市場を開設したが、24時間取引の是非やシステム上の問題なども絡み、2002年12月に提携を解消。後に「ニッポン・ニュー・マーケット ヘラクレス」に改めることとなった。 NASDAQと似ている日本における新興企業向け市場としてマザーズがある。

韓国にも新興企業向け店頭株式市場として「KOSDAQ」(コスダック)が存在したが、2005年1月26日韓国証券取引所および韓国先物取引所と合併し、現在は「韓国取引所」(略称:KRX)となっている。

脚注[編集]

[脚注の使い方]
  1. ^ NASDAQ Companies - NASDAQ.com”. NASDAQ. 2014年12月14日閲覧。
  2. ^ World-exchanges.org アーカイブ (2011年2月13日) - WebCite
  3. ^ ナスダック、初の女性CEO誕生へ フリードマンCOO指名” (2016年11月15日). 2018年5月26日閲覧。
  4. ^ Pre-Market Trading | Premarket Stock Quotes - NASDAQ.com
  5. ^ After Hours Trading | Afterhours Stock Market Quotes - NASDAQ.com
  6. ^ くら寿司の現地法人(子会社)。
  7. ^ くら寿司USAが来週米国でIPOへ-社名似た企業にご用心”. ブルームバーグ(2019年7月26日作成). 2019年8月2日閲覧。

関連項目[編集]

外部リンク[編集]